異例づくしで昨年から全世界の注目を集めたアメリカ大統領選挙。
1月21日はその大統領就任式でした。
すでにファッションジャーナリストの方々が各所で解説されておりますが、目立ったのはパープルやプラム、バーガンディといった紫色の数々。
『紫は伝統的に超党派色(特にアメリカの政治では赤と青の混合色)と考えられており、“統一”というメッセージを物語っている。』
――写真とともに Harper's BAZAAR日本語版の記事より引用――
カラマ・ハリス副大統領をはじめ、ミッシェル・オバマ元大統領夫人やヒラリー・クリントン氏も、全身紫一色のアンサンブルなどで登場していました。
フォーマルかつ厳粛な式典のため男性陣はブラックスーツ、せいぜいネクタイで色を加える程度ですが、女性たちは実にさまざまな色や素材で自分の意志や立場を打ち出していました。
そのなかでも私がもっとも気になったのは、ジル・サンダース新大統領夫人の装い。
ワンピースとロングジャケットは織り感のあるツイードのアンサンブル。
ワンピースの襟元はシースルーでジャケットの衿、袖やボタンはベロア。
手袋やハイヒール、マスクに至るまで全身を明るいブルーで統一した、まさに同色・異素材使いの極み!
姿勢のよさとあいまって、凛とした大人の女性を感じさせてくれました。
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そして下の写真は昨日買ってきたビオラとパンジーの苗。
写真を撮ってはじめて、「あら?大統領就任式みたい――」と気づいた私。
今日できなかったので、明日こそコンテナに寄せ植えにします。